201208specialreport01
平成24年8月度特別事業(第91回)
- 日 時:平成24年8月24日(金)18:00~20:00
- 場 所:福山ニューキャッスルホテル 16F ふじの間
- テーマ:「JAXA徳永さんとの交流会~宇宙開発について聞いてみよう!~」
- 講 師:宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術センター
徳永 貴久(とくなが たかひさ)さん
8月度特別事業の模様
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交流会を終えて
福山市出身の徳永さんには、2011年2月の山崎直子宇宙飛行士講演会の時からお世話になっています。以来、「こうのとり」初打ち上げの写真を送って頂いたりしてましたが、このたび初めてお会いすることができ、またこのような交流会を開くことが出来ましたのは当分団また団員にとって大変ありがたくうれしいことです。
はじめてお会いするのにとても親しみやすいお人柄で、ついつい遠慮無く福山弁でいろんなことを聞いてしまいました。でもJAXAでは大変重要なお仕事をされているんですよ。上の写真の中に山崎宇宙飛行士のすぐ後ろの席で管制官をやっておられる姿が写っていましたがわかりましたか?
国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士に大切な手順書を作成して、それを山崎宇宙飛行士を通じて伝えていたんですよ。ひとりの宇宙飛行士を宇宙に送り出すためには大勢のスタッフが共同で支えていくんですね。現在もISSにいる星出宇宙飛行士のためになにかあっても大丈夫なように休み無くスタンバイされているそうです。
また徳永さんは「こうのとり」に積み込む物資の設計もされておられます。いろんな形や重さの機材や物資をじょうずに積み込まないとロケットのバランスが変わったり、燃料が予定よりたくさんいるようになったりするのでとても重要でたいへんなお仕事ですね。
でも、だれでもが行けない宇宙でのお仕事はとてもたいへんだけど夢のあるお仕事だと思います。将来の宇宙開発にとってどれも皆大切なお仕事です。
団員のなかにはそんな夢のあるお仕事をしてみたいなと思ったひともいるんじゃないでしょうか。
ロケットや飛行機のこと、理科や自然のこと、学校やYACの事業でいっぱい勉強して挑戦してみてください。
目標をもって勉強にのぞむといくらでも頭に入ってきますよ。徳永さんとの交流会がみんなの良い刺激となり、きっかけになってくれればと思っています。
徳永さん。お忙しい中、本当にありがとうございました。実際に現場で活躍されている方からのお話はとても興味深く、のめり込んでしまいました。いくら時間があっても足りない。そんな交流会でした。
これからも、お身体に気をつけてご活躍ください。
そして福山南ローズスター分団の団員、そして福山の子どもたちの希望の星になってください。