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分団設立趣意書
趣 意 書
この度、福山南ロータリークラブは、ロータリー100周年記念事業として、
新たな新世代育成システムとして日本宇宙少年団 福山南ローズスター分団を設立しました。
この分団は「(財)日本宇宙少年団(YAC)」を本部とするもので、現在8支部120分団が組織され、その一分団となるものです。
設立の趣旨は本部の“目的”に準じますが、将来的には福山にない「科学未来館」のような施設の設立と充実を期しています。
特色としましては、リーダーがロータリアンとアクターの混成で奉仕の実践をすることです。
アクターに奉仕の機会を与えることにより、アクターのリーダーシップ育成にも繋がり、奉仕の喜びを謳歌出来るものと確信致しております。しかし、子ども達の芽生えた疑問に応え育てる社会の環境は、残念ながら十分とはいえない現状にあります。これから新たな新世代育成システムの下で、宇宙・自然・生命・科学の不思議さに親しみ、楽しい事業になるカリキュラムの作成を目指してまいります。
広島での国際ロータリー第2710地区 地区大会記念講演で、学習院名誉教授 川嶋 優(かわしま ゆたか)先生の「本当に可愛がるとは」の中で、「世界で一番素晴らしい仕事は育児である。9歳までは思考力がないので両親の躾・教育に勝るものはない可愛がって叱る事が大事だ。
可愛がらなくて叱ったり、叩いたりするのは虐待だ。悪い成績を叱ってはいけない、それは能力だから得手不得手があり全体的に見れば平等になる。9歳ころから自我に目覚め思考力がついてくる。」と言う内容の講演を聴きました。
私たちは、思考力がついてきた少年に夢を与え、学ぶ楽しさを与える事で目的意識を探す活動を目指します。そして、21世紀の宇宙・地球・世界・日本・郷土及び地球上に生きるすべての人たちのことを真剣に考えてくれる人材を育成していきます。
2004年12月
日本宇宙少年団
福山南ローズスター分団
分団長 瀬来 和男
役員一同